文字に秘めたデザインの奥深さ ――ここ数ヵ月をかけて、取り組んできた読み書き配慮のホームページのリニューアル。読みやすさを大切に、フォントもモリサワUDフォントで生まれ変わります!(近日中にリニューアル予定です。) そこ…
入試の配慮 「他の学校は入試で配慮やっていますか?」 検査やこれまでの配慮の資料を揃え、自分の障害を説明し、入試での合理的配慮を願い出る息子に、入試担当者は決まってそう聞くのでした。 当時の私たちには、全国に散らばるLD…
配慮によって見えていた景色が変わっていく。 本人の感じていた景色に気づくことができる。 配慮で変わっていく景色をご覧ください。 自由へ ~昔思ってた自由と今の僕~ 菊田 ゆうすけ 僕はアスペルガー…
発達性ディスレクシアとの向き合い方③ 現場の先生に知ってほしい 武井 前回もお話に出ましたが、宇野先生が監修された発達性ディスレクシアについてのビデオを見せていただきました。たいへんよくつくられていて、あま…
発達性ディスレクシアとの向き合い方② いつ始める? 読み書き習得のトレーニング 菊田 読字障害の出現頻度というのはどのぐらいなのでしょうか? 宇野先生 発達生読み書き障害(発達生ディスレクシア…
発達性ディスレクシアとの向き合い方① 武井 本日は発達性ディスレクシア研究会の理事長で、読み書きの発達障害の研究の最前線で活躍していらっしゃる宇野先生をお招きしました。先生は言語聴覚士でもあり、発達性読み書き障害や特異的…
[ 現場の先生が感じていること、考えていること ](3) 菊田 保護者の方とはどのように話を進められましたか? 鈴木先生 保護者の方とはコミュニケーションが大事ですね。そこがうまくいかないとやっぱり難しいで…
[ 現場の先生が感じていること、考えていること ](2) 教師だから気がつくこと 菊田 Aくんが書くことに困難があることについては保護者やご本人から申し出があったんですか? それとも先生が気づかれた? &…
朝、子どもたちが笑顔で学校に出かける。教室で友達と楽しく過ごす。授業を通じてさまざまな学びを得る。当たり前のことのようですが、その当たり前が難しくなることがあります。そんなとき、本人や家族の悩み苦しみに寄り添い、プロの目…
対談:文部科学省特別支援教育調査官田中裕一氏 あるよストーリーバンクの”これから”について。文部科学省初等中等教育局 田中裕一特別支援教育調査官に聞きました。(2019年2月インタビュー) 武井 去年の秋…
今、その瞬間が動き出す 菊田 学校紹介を見ると楽しそうなイベントがたくさんありますね。 西郷先生 学校の生活って、毎日毎日、ルーティンワークで進んじゃうんですよ。だから、たまには日常とは少し違…
子どもと向き合う日々、沸き立つ思い 菊田 西郷先生は強い思いがあって校長先生になられたとか。「管理職にならなければ改革はできない。校長になってやりたいことがあるから校長を目指したんだ」。そんなお話をちらっと…
ぶれない姿勢で変わり続ける空気感 子どもたちの居場所をつくる 桜丘中学校の校長室は校舎1階、玄関を入ってすぐ、職員室の隣にあります。正面には校長先生の大きなデスク、その前にどっしりした応接…
未来が芽吹く、揺るぎない教育のスタンス 今、全国の教育関係者から注目を集めている学校があります。東京・世田谷区の桜丘中学校。地域の子どもたちが通うごくふつうの公立中学校です。 訪れたのは2月。休み時間の校舎…
未来が芽吹く、揺るぎない教育のスタンス 今、全国の教育関係者から注目を集めている学校があります。東京・世田谷区の桜丘中学校。地域の子どもたちが通うごくふつうの公立中学校です。 訪れたのは2月。休み時間の校舎…
社会に出て働くということ 貴子さんのお嬢さんは大学を卒業されましたが、社会に出られてどうですか? 学生時代とは違う難しさはありますか? 貴子さん 全く問題ないみたいです。やりたかった建築の仕事に就いて、今は…
高校受験というハードル 美保さん 大学受験で苦労したことや、こうすればよかったということはありますか? 貴子さん 特にありませんでした。センター試験までもつれこんでいたらすごくたいへんだったと思いますが、8…
[建築の世界で働きたい] 夢の実現に向けて挑んだAO入試 貴子さんのお嬢さんは中学受験をして私立の女子校に進学されたんですよね。 貴子さん 娘はちょうど「ゆとり世代」に当たります。小学校の授業はグループ学…
事例編集の現場から思うこと こんにちは。理事の武井です。 事例編集部の一員として、毎日皆さまから寄せられる事例を読んでいます。 昨年の秋から集め始めた事例の数は、今日までに200を超えています。 「ひとつだ…
いよいよスタート 2月21日正午、あるよストーリーバンクは、公開を開始しました。 全国から寄せられている投稿の数は日に日に増え、現在180件を超えます。 その配慮申請が、実施されていようとされていまいと、事例のひとつ一つ…
新しいストーリーは気づきから こんにちは。代表菊田です。 空気が冷たく冴える季節になりました。 受験シーズンは折り返しの時期に差しかかろうとしています。 国語の問題文に定規を当てて読んでいた受験生が不正行為とされたセンタ…
「しない配慮」もある 幸子さん 小学校3.4年生のときの先生がとても理解のある先生でした。それまでは、「この宿題は漢字を2回にしてもらえますか」とか、「家でやる分だけでいいので、こういうふうにさせてください」みたいなお…
自分を知ること、そして、カミングアウトするということ 今、中学校との関係はいかがですか。 幸子さん いろいろ協力してもらっています。でも、入学前の最初の面談では、校長先生をはじめ先生方が6人も集まってくださ…
先輩たちの体験が、きみの可能性を広げてくれる 今、息子さんは中学2年生だそうですが、中学校で配慮を受けるようになった経緯を教えてください。 幸子さん 息子は小学校で配慮を受けていて、6年生のときにはノートテイクにパソコン…
みなさん、こんにちは。 野中宏太郎と申します。 僕は読み書きに困難を抱えている17歳です。 「文字を書くこと」そのものが辛かったのはもちろんですが、ICTを使うための交渉の中で、大人の様々な思惑に自分が翻弄されたり、先生…
[ データベースに、あなたの「事例」で命を吹き込んでください ] 0から始めたストーリーバンクのシステム構築も、いよいよ完成間近です。 プロジェクトのスタートを決めたのは、桜咲き誇る3月下旬。 「女であっても学びを諦める…