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あるよセレクト
2023.06.15
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#42【入試】はじめてづくしの受験と配慮 ぼくが決めた道[5 ]

【入試】はじめてづくしの受験と配慮
ぼくが決めた道【5】

〜未来の後輩たちへバトンを渡す

 

合理的配慮の交渉の中で培われた力

 

大久保(母) 実は今回の2月も英語検定協会の方を受けるにあたって、うちは合理的配慮の申請をして、タブレット端末受験なんです。受検するにあたって、必ず1年に1回、診断書もしくは2年以内の検査報告書を提出しなければいけないんですよ。それで英検受けるためだけに、毎年かかりつけの大学病院を受診してるんです。

 

だから、次は検査を受けて検査報告書出してくださいって言われたんです。それでこの前検査を受けてきたんです。一つは、協議のおかげだと思うんですけど、ものすごく言語が上がってたんです。

 

入試の交渉が終わった後の検査では、検査を見た教授も驚くくらい言語がぐっと上がったんです。

 

菊田  アクセシビリティが保障されたから?

 

大久保(母) それもあると思います。アクセシビリティが保障されて、彼が学ぶべき環境が揃ったからなのか。

 

それから多分、合理的配慮を求める大人との協議の過程で、自分で説明しなきゃいけないことがたくさんあって、必死になってやってきた経験値が重なった結果なんだと思うんです。

 

交渉の過程では、息子が「自分の言ったことがうまく伝わってなくて、誤解されてる」というので、「だったら、それを書面に残しなさい」とい話しました。文章の作り方も指導しました。「手紙を自分の言葉で書きなさい」って。思考の順序立てが苦手な息子に1年間それを続けさせたんですよ。言語性が上がったのは、その結果もあってかもしれません。

 

そしてここ最近、一気に理解者が増えたことによって、彼の語彙は爆発的に増えたように感じます。息子は自分でも認識していました。「お母さん、なんか、僕、喋れるようになったことが増えた気がする!」 つまり、語彙が増えた気がする、って。

 

菊田  棚からぼたもちのように見えるかもしれないけれど、苦しい過程で身につけたものの大きさですよね。

言語力の上に度胸もあって。交渉の席で、口篭もったりせずに、ぱっと反論できるっていうのは、素晴らしい力ですよね。

 

大久保(母) はい。空気が読めないことも強みです笑

 

菊田  そうですね笑。話は尽きないけど。興味深いたくさんのお話を、ありがとうございました。

 

 

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