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一般社団法人読み書き配慮
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-17-17高田馬場プリンスマンション105号室
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菊田史子
“機器も駆使して楽しく学ぶ”読み書き苦手な子供のスクールKIKUTAは、読み書きが苦手な子供たちと一緒に、その子にあった学び方を模索する教室です。
私たちは、読み書きに困難を持つ子供たちを育ててきた保護者です。ICT機器を使用した合理的配慮の導入も果たしてきました。しかし、そこに至るまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。ICTは困難の解決のために画期的な道具ですが、その技術を習得すればすぐになんとかなる、というものでもありませんでした。
なぜなら合理的配慮に至るまでのプロセスは、子供自身が自分の困難に向き合い、肯定できるまでに受け入れ、他の誰のものでもない自分の人生を主体的に歩み出すプロセスでもあるからです。
配慮を求めるも求めないも、子供達自身が決めること。自分を見つめた上で、配慮を求めない人生を歩むという選択だってあり得ます。配慮を求めるならば、時には考え方の異なる人と根気強く話し合い、理解を求めていくことも必要でしょう。理不尽な理由から理解を得られないことだってあるかもしれません。いずれを選んでも、自分が決めた人生を前を向いて歩んでいく、心の強さを育てていかなければなりません。
読み書き配慮はこれまで、保護者や先生方から合理的配慮の導入についてご相談をお受けしてきました。その中で、こうしたプロセスについては繰り返し言葉でお伝えしてきました。しかし、言葉だけでは限界も感じるようになりました。
そこで私たちの知見を取り入れたプログラムを作成し、1年半の構想を経て、実際に子供たちと共に学び方を探すスクールを開講することにしました。
それが“読み書き苦手な子供のスクールK I K U T A”です。
金沢星稜大学 河野俊寛教授の監修によるICT指導と、配慮要請までに必要な言語活動を柱とするプログラムです。
昨夏からは、数名の子供たちとともにプログラムの先行実施も始めています。参加している子供達は、徐々に学校での配慮が叶い始めました。先生方が子供の “決心”を歓迎し、なんとか彼らの力になろうとする大人の輪も生まれてきています。
1月からの第1期には、想定を大きく上回るお問い合わせをいただき満席となりました。
入講までのフローは、お問い合わせフォームで現在の状況をお伺いし、説明会にご参加いただいて内容をご理解いただき、さらに個別面談でKIKUTAプログラムがお子様に資するかどうかを検討させていただく、という流れになります。
次の第2期の開講は5月を予定しています。説明会は3月21日(祝)に行う予定です。最新の開催情報等の詳細はメルマガでお伝えします。
学びたいことを学びたいように学べる社会へ。
読み書き配慮の新たな取り組みにどうぞご注目ください。
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