【お問い合わせ先】
一般社団法人読み書き配慮
〒169-0072 東京都新宿区大久保3-14-4毎日新聞社早稲田別館5階
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読み書き困難の子供のためのICT支援を事業に組み込んでみませんか
(公認心理師、臨床心理士、言語聴覚士、医師、教員、特別支援教育士、スクールカウンセラー、児童発達支援・放課後児童デイサービス・その他読み書き困難の支援事業に関わる皆様)
読み書き困難の解決策としてICTの使用が有用だと分かっていても、実際に教えてくれるところがないという保護者や本人の声が全国から聞かれます。
そこで読み書き困難の子供向けICT使用の普及を牽引してきた河野俊寛教授本人から、ICT指導法を学びます。
医療現場のリハビリ、児童発達支援等での導入を計画される方を対象として若干名を募集します。
※必ずiPadをお持ちください。
★お申込みはこちら⇒https://peatix.com/event/3591825
■講師
河野俊寛
北陸大学 国際コミュニケーション学部 心理社会学科 教授
東京大学先端科学技術研究センター,金沢星稜大学を経て現職。日本語における読み書き困難研究の第一人者。読み書き検査URAWSSの開発を手がける。書字速度の発達研究、文字の読み書きやコミュニケーションに困難がある子どもに対してのテクノロジーを活用した支援臨床を行なっている。獣医師、中学校教員、特別支援学校教員の経歴も。
「社会に適応しにくい子ども達が、あるがままではなく、しかし、自身のユニークさを損ねないで社会生活を送れることをめざして研究と臨床を行っています」と本人談。
■日時
2022年8月17(木)・18日(金)
10:00〜16:00
■募集人数
若干名(先着順)
※会場参加のみ
■必携
iPad(Wi-Fiモデルでも構いません)
■対象
読み書き困難の子供のためにICT支援事業を計画されている方
(公認心理師、臨床心理士、言語聴覚士、医師、教員、特別支援士、スクールカウンセラー、児童発達支援・放課後児童デイサービス・その他読み書き困難の支援事業に関わる皆様)
※事業化が未定でもご参加は可能です
■会場
東北大学 青葉山キャンパス
〒980-8572 仙台市青葉区荒巻字青葉468-1
※Peatixの地図が自動表示のため、正確な場所の表示ができていませんが、
会場となる青葉山コモンズ(青葉山キャンパス内)は地下鉄東西線青葉山駅南口より徒歩5分です。
■プログラム
1日目 実技
10:00-10:50 iPadの標準装備の理解・各種の入力方法
11:00-11:50 インターネットでの検索方法・ノートアプリの使い方
11:50-12:00 質問
昼休み
13:00-13:50 音声読み上げの方法・紙のプリントをOCRアプリで取り込んで内容を理解する方法
14:00-14:50 板書等の写真の整理と書き込みをする方法
15:00-15:50 マインドマップアプリを使って文章を要約したり作文の下書きをしたりする方法
15:50-16:00 質問
2日目 実技・講義
10:00-10:50 作文を書くテクニック(5パラグラフ・エッセイ)
11:00-11:50 紙のプリントをiPadに取り込んで答えを書き込む方法
11:50-12:00 質問
昼休み
13:00-13:50 読み書き困難とはどのような状態か
14:00-14:50 読み書き困難への支援
15:00-15:50 なぜ読み書き支援にICTを使うのか
15:50-16:00 質問
参加者の声
●惜しげもなく手の内を伝えて下さる河野先生、誠心誠意サポートして下さるスタッフ、
先生曰く「正規分布してない(愉快な)メンバー」に包まれて、充実した2日間でした。
教えていただいたことを、現場でどうやって伝えていこうか、、復習しながら考えます。
●充実した二日間でした。人数も少なく、手厚くフォローもしていただけ、わかるが沢山体験できました。
仲間づくりができたのも、和気藹々とした研修会づくりをしていただけたからと思います。
ICTについて、アプリの使い方から指導法まで、また質問にも丁寧に答えていただき、
なんと相互的なやり取りのある学びの場なのだと思いました。
●河野先生のお話は楽しく、ipadの操作も丁寧に教えてくださりました。
大変有意義な時間でした。ありがとうございました。このツールを、子ども自身が使って自分の力にして、
自立して社会で活躍する一員になれる様になれればいいなと思いました。
また、広くこの様な個性がある事が、そしてICTが教育が広まればいいなと改めて感じました。
●こんなに多く学ばせていただき、本当に本当に感謝でした!!
また、会場に参加者が集い、ともに学べたことは、「一人じゃないんだ!」と心強く感じることができ、
パワーをいただきました。困っているこどもたち、保護者の皆様の少しでも安心につながるように、
自分にもできることをもっと見つけて考え、一緒に取り組んでいきたいです。
またチャンスがあればぜひ学ばせていただきたいです。
●教育の立場で読み書きに困難がある子どもたちに今できることは何だろうと考えています。
自分自身、今までは個人モデルの考え方が強かったので、読み書きを強いてきました。
でもそれは何の解決にもならず、ただただ周りとの差を広げていっただけでした。
まずいと気がついたのは昨年です。学校では、治療教育的アプローチはまだまだ根強く、
機能代替アプローチがありません(浸透しづらいです)。ギガスクールで入ってきたタブレットを
一斉に使う教員がほとんど(個別にアプリを入れるのも一苦労です)なのでどう個別最適な学習へ繋げるのか、
自分の立場(通級)で提案できることは何か、を常に考えてきました。
学習の本質を考え、タブレット個別に使うことは、なぜか学校文化では難しく、
環境を変えていくことをしなければいけないと強く思いました。
今回は子どもに対してできるアプローチをたくさん教えていただいたので、まずは通級の中でやってみたいと思います。
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