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一般社団法人読み書き配慮
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先般実施しました、アンケートの結果抜粋をご報告します。
回答数:56件 (うち子供にL Dの傾向があるとする回答は96.4%)
※その他(9件)天声人語写し、プリント管理など
・学校が課題内容の連絡を積極的にwebで配信してくれるようになった。これまでは口頭か学校の掲示板をうつすかしかなかったが、見落としやメモし忘れても確実に把握できるので助かっている。
・学校がオンライン授業になり内容や提出物を親も把握できる。
・これまで教室に持ち込む事も出来なかったタブレットが学校に支給され、個人的にではないものの授業で使えるようになった。
・オンライン授業になり、課題はほとんどパソコン入力で提出を指示されるので負担が減った。
・オンライン授業になり課題もネット提出になったおかげでPC利用について特に配慮を求める必要がなくなって楽になった。
・オンデマンドの授業は、自分のペースで進めたり、何度も見直したりすることができ安心して取り組める。
・オンラインやオンデマンド授業は、家庭で子どもの学習場面を見ることができ、「音声だけの説明では理解が難しいこと」や「資料はカラーより白黒が分かりやすいこと」など子供の特性を家庭で把握することができた。
・子供は場面緘黙があるが、オンラインによるグループワークがカメラOFFでおこなわれたので話すことができ、プレゼンもすることができた。対面授業へのワンステップとして遠隔授業が有効だったと感じる。
・学校の先生たちが、ICTについて理解を示してくれるようになった。
・タブレット端末の支援導入も検討してみましょうと学校からの声かけがあった。
・先生たちの意識を変えるチャンスだと感じられた。
・コロナ後もオンラインでの授業が合理的配慮の選択肢になれば可能性が広がるのではないかと感じている。
・本人のペースに合わせて学習できた。
・自分のペースで疲れず学習に取り組めた。
・分散登校の時(少人数)の方が、登校しやすい。
・学校生活をきちんと送ることに負担を感じているようなので、1日登校した後休息が取れる分散登校は子どもに合っていたようだ。
・不登校なので学校自体が休みだと気持ちが楽である。
・友達と会わない分、子供のストレスが減った。
・オンライン授業で子供が感染に不安にならずに済んでいる。
・家族の時間が増えて会話が増えた。
・テレワークの導入で、子どもの帰宅時に親が家にいることができ、子どもが落ち着いた表情になった。
・犬を飼い始める余裕ができ子供は癒されている。
・自由時間がたっぷりあり、家族で過ごす時間が増えた。
・外出の予定が減ることで、時間に追われなくなった。
・様々な活動が必要最小限の活動になり、以前より時間に余裕ができた。
・朝がゆっくりできる。
・自宅にいて汗を掻かなくて済む分、アトピーへの影響が減った。
・休校中に子供が好きなスポーツに打ち込むようになった。これまでは何とか勉強に向かわせようと、親子で毎日バトルしきたが、憑き物が落ちたようになった。
・夫が自宅勤務になり、子供の現状を共有できるようになった。
・子供はオーディオブックを読みあさっている。
・塾の授業のオンライン授業試行があった。
・オンラインで診察や療育が受けられるようになった。
【学校】
・学校は休校中にできなかった分の学習を詰め込むようにして進めているので、家庭での子供のフォローが大変。
・担任はカリキュラムを詰め込みすぎている。子供は担任に叱られたくなくて毎日漢字の宿題を0時過ぎまでやる。親が止めても本人は意地になりやり通す。朝は起きれず帰宅後は疲れて寝る。睡眠のリズムが壊れている。
・学校が指導過程を無事に終えることに重きを置いており、急ぎ足で授業が進んでいる。学習に困難がある子供には負担が大きい。
・日常や行事授業課題等への対応など、学校からの要請が増えて子供の管理が増えた。
・休校中は不登校でもオンライン授業が受けられたり、分散登校など多様な学習環境があったが、再開後は多様性がなくなり元に戻ったオンラインによる家庭学習のツールは増え始めたが紙課題が減るわけではない。
(G I G Aスクール構想やオンライン授業の期間があり)社会は多様な学びを創出する環境が整いつつあるのに、現場の先生たちには、それを導入する余裕やリソースに欠けている。
・コロナ対策で、学校でのちょっとした楽しみがたくさん減り、学校のつまらなさが際立った。
・タブレットの導入に向けて話し合いの途中だったが、休校になりタイミングがなく今のところまだ導入できない。
・管理職の姿勢が保守的で、上からの命令に一喜一憂している。子供の側に立った支援をお願いしたい。
・学校が本当に必要か疑問を感じるようになった。
【子供】
・授業を聞くことで多角的に覚えられる方なのでやはり授業があった方が良い。
・学校での勉強は本人にとってストレスでもあるが楽しみもあり、かけがえのない場であることを再認識。
・休校中はゆったり気楽に過ごせていたが、学校が再開すると、部活や課題や進学の事など、やらなければならない事に追われる日々で疲れきっている。
・見通しを立てることが難しい子供なので半年も自宅にこもっているとだんだん表情が暗くなってきていることが心配。
・自粛期間中の勉強や対人関係(友達作り)において、全体を把握することが苦手な子供なので、学力の差や孤独感を感じている。
・休校中の課題やプリントを全て読み上げが必要で苦労した。
・マスクで息苦しさやコミュニケーションの取り方が難しい。
・分散登校は子供に負担が少なかった。
・先の見えない不安の中で、学習に対してやる気の低下につながっている。
・休校中は本人の状況に合わせて学習内容や量を調節することができ学習について悩まなかった。
・生活リズムに問題こそないが、ゲームやテレビの時間がかなり増えた。
・学校再開後は登校を渋るようになり、そのまま夏休みになった。
・ステイホームのため体力が落ちたまま、なかなか戻らない。
・学校よりも今後は自分の興味にますます比重を移していくだろうと思われる。
【家庭】
・常に子供が家にいるので子供の小さな変化にも気づける環境にあり、オンライン授業の様子を間近で見ることができ学びに向かう子供の姿を知ることができた。
・友達の家に行くことがなくなった代わりに家でオンラインゲームで友達と会話しているのを見て、コミュニケーションツールとして肯定的に見られるようになった。
・父親が在宅であることの負担や、休校中の子供の家庭内学習の負担が全て母親にかかり、母親がストレスを抱え体調を崩してしまった。
・もともと休みがちだった息子は一斉登校が始まると学校に通えなくなり孤立感を感じている。
・父親が在宅勤務で、子供に関わるようになった。
・平日でも父親と子供の関わりが増えた。
・休校中は本人に合わせた学習方で勉強を行いストレスもなくやりがいを感じて学習を進めることができた。
・友達とも学校再開までオンラインゲームでやりとりしていたので再開初日から部活動や新しい学校習慣に楽しみながら取り組むことができた。
・感染の心配から親が子供にいろいろ制限をかけ、親子で意見がぶつかり悩んだ時期もあったが、話し合いながらお互いに妥協点を見出すことができた。
・課題の漢字を無理にやらせるのはやめた。
・食事を共にする機会が増えたり家庭の時間が増えた事は良かった。
【校外生活】
・毎日マスクをするので暑さで熱中症が心配である。
・療育もオンラインになったりしたが、集中力や注意力の問題で効果のないものになったこともあった
【期待】
・ギガスクール構想でICTの支給があり、授業中に電子機器を使えるようになった。ICT使用がスタンダードになっていく。ことを望む。
ICT機器の配布が加速してLDでICTを使っていても目立たなくなると期待が高まる。
・オンライン学習やICTの活用が加速的に広がり始め、もともと配慮でタブレットを使用しているがやっと時代が追いついてきたと嬉しさを感じる。
・今回の経験を生かしてオンライン授業や分散登校など多様な学習環境のあり方が提供されることを望む。
・ICTを用いた合理的配慮のハードルが下がったと思う。
・コロナ対応のためにオンライン事業への取り組みが進みつつあるので、不登校や個別に勉強を進めたい児童生徒への対応も同時に進んでいってほしいと願う。
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