事例編集の現場から

あるよストーリーバンクを構成する配慮の公開事例ですが、みなさまから頂いた事例は、一件ごとに、読み書き配慮の理事が公開できる形に編集しています。ですが、この編集作業がほんとうに大変なんです！今回のブログでは、事例編集の現場をご紹介しますね。

みなさん個人情報保護法って、ご存知ですか？なんだか難しいようですが、読み書き配慮も個人情報取扱事業者なので、法律に従って社内規程を作り、みなさまの個人情報を慎重にお取り扱いしています。この情報を公開するためには、ご本人様が特定できないように、また、公開事例が解決のお役にたてるように、事例を加工・編集しなければなりません。また、事例の正確な内容を把握するため、確認事項があれば、編集前にご本人様にメールでお伺いし、場合によっては編集中にお電話をさしあげることもあります。

この編集には、どんなに短くても1件の事例で40分、長い時には1時間以上かけるときがあります。3名の理事が高田馬場の狭い事務所で、根を詰めて週末に5‐6時間集中して編集します。事例公開は事業の核心ですから、理事らの公開事例の質に対するこだわりは強く、編集内容を巡り、理事同士での激しい議論になり、挙句の果てに一部の事例の再編集を後日に繰り延べることも。編集作業が終わった後は、もうほんとうにヘトヘトになりますし、頭が痛くなることもあります。

これまでは読み書き配慮の内情について、あまりご紹介してきませんでした。これからはみなさまからのより良いご理解を得られるように、少しずつお知らせして行きますね。