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朝日新聞(首都圏版)朝刊に、10月15日から3週にわたって、弊社の武井(親子)の記事が掲載されました。
「合理的配慮を考える」と題したもので、今年、長男 一星君がセンター入試配慮申請を行った経験が紹介されています。
写真で武井が持っているのは、
大学入試センター試験受験案内
詳細はこちらから
大学入試センター試験 受験上の配慮案内
です。
そして、11月6日 朝日新聞朝刊に、
**障害者への「合理的配慮」を考える(上)進まぬ入試のIT活用**
という記事が掲載されました。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13756275.html?iref=pc_ss_date
記事内に登場する、慶応義塾大学の中野泰志教授は、
私たち(一社) 読み書き配慮 クラウドファンディングのプロジェクトに
応援メッセージをくださった先生です。
http://www.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/
2007年に 特別支援教育において、障害補償する手段としてデジタル教科書を使っていこう、という動きが始まってから10年以上経過していますが、入試やテストでのIT使用は、実際にはまだ定着していない現状があります。
そのような現状を踏まえて、中野先生が発信されている印象深いメッセージを2つご紹介します。
*普段使用している読み書きツールを入試の時にも利用することが大事
*障害のある学生が大学で学ぶ時、ICT機器利用は自身の力を効果的に発揮できるようになり、大変有効である。
つまり、大学で学ぶためには、高校までの段階でIT機器を使いこなす必要がある。
そして、それが公平性を担保するために必要な事なんだ、と伝える力が必要である。
大学とのやりとりに必要な、建設的に対話をしながら機器を使っていく会話力を、高校までに身に着けて欲しい。
補足として、
今増加中のデジタル教材書の代表的なものをご案内します。
●東京大学先端研「AccessReading(アクセス・リーディング)」
障害により印刷物を読むことが難しい人々のためのオンライン図書館
https://accessreading.org/
●エッジ 音声教材BEAM
https://www.npo-edge.jp/support/audio-materials/
●慶応義塾大学
PDF拡大図書 教科書・教材閲覧アプリUDブラウザ
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/app/UDB/
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ニュースで取り上げられている通り、センター試験は大きく変わりつつあります。
ICT機器が教育現場で使われるようになり、また、教科書もデジタル化されてきている中、
試験や入試においても、同様にデジタル機器が使えてもいい。
受験はアクセシブルであってほしいと思います。
最後に、表題に記したものは、慶応義塾大学の中野先生が発信されている大切な問いです。
“入試問題を作成することは、「教育の本質を考える」こと。
入試や試験を通して、教育の本質が問われている。“
私たちは、読み書きに対する配慮のその先をも考えながら活動していきたいと思います。
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◆◆事例提供のお願い◆◆
記事に弊社の武井の実例をご紹介しましたように、
みなさまからの配慮事例を、(一社) 読み書き配慮 「ストーリーバンク」へぜひご提供ください。
一つとして同じストーリーはありません。
多様な事例をみなさまと共有しながら、子どもたちの学びについて共に考えていきたいと思います。
事例提供の受付開始 12月初旬予定(日程はHPでご案内いたします。)
(事務局 ゆかりん)
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